国際協力

リモートで地方NPO勤務という選択|収入・働き方・リアルな本音

なぜ都会を離れて地方に?私の決断

20代でJICA海外協力隊としてアフリカに渡って以来、私はほとんどの時間を海外で過ごしてきました。千葉に半年、神戸に一年——日本で暮らした経験はそのくらいです。そんな私が今、リモートで地方NPOに勤務するという選択をしています。

帰国後、日本のどこに住むかを考えた時、都会での刺激ある生活もよぎりましたが、それよりも自然のある暮らし、静かな環境、生活コストを抑えた身の丈に合った働き方に惹かれました。

完全リモートOKのNPOに出会ったこと、そして国際協力の現場経験を活かせるポジションだったことも後押しになりました。

地方リモート勤務のメリットとデメリット

メリット

  • 通勤時間ゼロ。自分の時間が増える

  • 家賃や食費など生活コストを抑えられる

  • 自然豊かな環境で心の余裕が生まれる

  • 地元の人との繋がりや温かさを感じられる

デメリット

  • オンラインではできない仕事との兼ね合い

  • 地方特有の閉鎖性や情報格差を感じることも

  • リモートでの孤独感

  • 都会の便利さや刺激が恋しくなることも

特に国際協力のように、現場感や他者との対話が重要な分野では、「地方×リモート」でどこまでリアルな感覚を持ち続けられるかという問いとも向き合っています。

リアルな生活コストと働き方の工夫

給与については詳細を伏せますが、海外駐在時に支給されていた手当がなくなったことで、体感的にはかなりの収入減となりました。円安も相まって、海外での資産価値が落ち込んだことも影響しています。

この変化をきっかけに、「給与以外の形でお金を守り、増やす」という視点を持つようになりました。

  • 積立NISAやiDeCoなどの資産運用

  • フリーランス翻訳チェックなどの副業

  • ブログや写真販売など、好きなことを収益化

  • そして最近とても効果を感じているのが「ふるさと納税」

地方に住んでいるからこそ、地方自治体を応援しながら実質的な節税ができるふるさと納税は、非常におすすめです。

📦 (pr)地方に暮らすなら「ふるさと納税」でお得&応援!

リモートで地方に住みながらできるかしこい節税方法が「ふるさと納税」です。

税金を控除できるうえ、全国の美味しい特産品が返礼品として届くのも魅力!

  • 寄付は自己負担2,000円だけ
  • 控除上限額をカンタンにシミュレーション
  • 楽天ポイントなどが貯まるサイトも!

▶ 楽天ふるさと納税サイトを見る

「理想」と「現実」のギャップとうまく付き合う

地方×リモート勤務に憧れを抱く人も多いですが、やはり現実には「孤独」や「自己管理の難しさ」「仕事の成果が見えにくい」など、乗り越えるべき課題もあります。

特にNPOなど予算の限られた環境では、仕事の幅も給与も制限があり、「理想」だけでは続けられないという面もあるのが本音です。

でも、それ以上に**「自分らしいペースで働けること」「やりがいのある分野に関われること」**が私にとっては価値のあることでした。

まとめ|地方でのリモート勤務、ぜひ一歩踏み出してみて!

地方でのリモート勤務は、都会では得られなかった時間や人間関係のゆとりをもたらしてくれます。一方で、収入やキャリアの不安、周囲との価値観の違いなど、理想と現実のギャップに戸惑うこともあるでしょう。

ですが、私はこの選択をして後悔していません。
なぜなら、「自分が納得できる働き方」を選べたことが、何よりも大きな財産になったからです。

都会を離れて暮らすことや、NPOで働くことに少しでも関心があるなら、まずは以下のような行動から始めてみてください。

  • ふるさと納税で地域の魅力を知る

  • リモート求人サービスに登録して情報を集める(おすすめを精査中です。見つけたら載せますね。)

  • 地方のNPOや活動団体をSNSやイベントでのぞいてみる

あなたの選択肢は、思っているよりたくさんあります。
迷っている今こそ、小さな一歩を踏み出してみてくださいね。応援しています!

  • この記事を書いた人

おぽきょ

国際協力×地方暮らし×キャリア構築 | 就活回避→「海外で働く」を選択→フルリモート地方暮らし | 元JICA海外協力隊→海外大学院→大使館→NPO。国際協力・海外キャリア・リモートワークをリアルに発信しています。

-国際協力