p>こんにちは、おぽきょです。
かつての私は、就職活動がうまくいかず、「社会から必要とされていないんじゃないか」と、将来に漠然とした不安を抱える、どこにでもいる大学生でした。
そんな私が、JICA海外協力隊への参加をきっかけに人生が変わり、国際協力の専門家として「大使館勤務」などの“幸運なキャリア”と、「NPOリモート勤務」という“やりがい”の両方を経験しました。
そして今、熊本の片隅から「月収16.6万円」の“やりがい”ある仕事を選びながらも、総資産1100万円を達成し、「お金の不安ゼロ」の暮らしを手に入れています。
この記事では、私のこれまでの全ての経験と、このブログで何を発信していくのかをお伝えします。
もしあなたが、
- キャリアや将来の生き方に悩んでいる
- 国際協力のリアルな世界に興味がある
- 地方で暮らしながら、お金の不安なく生きていきたい
そう思っているなら、きっとこの記事が、あなたの未来を照らすヒントになるはずです。
Contents
就活に「失敗」した私|大学時代に抱えていたコンプレックス
まず最初にお伝えしたいのは、私は「就職活動ができなかった人間」だったということです。
大学では英語を専攻していましたが、卒業を目前にしても、自分が何をしたいのか、何ができるのかが全く分かりませんでした。
友人たちはスーツを着て説明会に通い、着々と内定を得ていく。その中で、私は「社会」という大きな流れから、たった一人取り残されたような孤独感に苛まれていました。
一度だけセミナーに参加したものの、人混みと着慣れないスーツに気分が悪くなり、逃げるように立ち去ったこともあります。
「自分には特別なスキルも、誇れるような強みもない…」 「社会人になるって、なんだか怖い…」
そんなネガティブな思いばかりが心を占め、自分は“普通”になれないダメな人間なんだと、大きなコンプレックスを抱えていました。
海外協力隊との出会い|「逃げ」だったけど、人生が動き始めた
就職活動が手につかないまま大学4回生の夏を迎えた頃、たまたま参加した国際系のセミナーで偶然知ったのが、JICA海外協力隊の存在でした。
正直に言うと、最初に興味を持った理由は、「立派な志」よりも「ここじゃないどこかへ行きたい」という後ろ向きな気持ちでした。
- スーツを着なくてもいい
- 新卒でも海外に住んで仕事ができる
- もしかしたら、人の役に立てるかもしれない…
就職活動からの「逃げ場所」を探していたのかもしれません。 それでも、この「逃げ」の選択が、私の人生を大きく変えるきっかけになりました。
アフリカ・カメルーンでの体験|初めて「本気」になれた仕事
私が派遣されたのは、アフリカ大陸の真ん中に位置する、カメルーン共和国。そこで「環境教育」隊員として2年間活動しました。
公用語はフランス語。水や電気が止まるのは日常茶飯事。蚊や食あたりによる体調不良との戦い。日本とは全く異なる環境で、最初の半年は失敗の連続でした。
それでも、現地の学校の先生たちと衛生教育の教材を作ったり、子どもたちと一緒に環境をテーマにした紙芝居を作ったりするうちに、私は少しずつ「伝えることの楽しさ」や「誰かと一緒につくる喜び」を知っていきました。
「ああ、これが“本気で仕事をする”ってことなんだ」
言葉も文化も違う場所で、初めて感じたこの熱い感覚を、今でも鮮明に覚えています。
大学院・大使館勤務へ|「高学歴じゃなくても道はある」
帰国後、国際協力の道をさらに深く探求したいと思い、海外の大学院への進学を決意しました。
もちろん、私に潤沢な資金があったわけではありません。
(※JICA時代の貯金は、奨学金返済やその後の生活・自己投資で、ほぼ使い切っていました)
必死で奨学金を探し、幸運にも日本財団の「Asian Peacebuilders Scholarship Program」に合格(※現在は終了した制度)。
学費と生活費を支援していただけることになりました。
仕事の合間を縫って英語のスコアを何とかクリアし、人脈を辿って推薦状をお願いし、夜な夜な英語で志望動機書を書き上げる。
決して楽な道のりではありませんでしたが、その価値は十分にありました。
大学院卒業後は、某アフリカの日本国大使館の専門調査員として働く機会に恵まれました。
「特別なエリートしか、国際協力の仕事はできない」 そう思い込んでいたかつての私に、「そんなことはない。行動すれば、道は必ず開けるよ」と伝えてあげたいです。
【“真実”】私の資産形成「3つの時代」
ここから、私の「キャリア」と「お金」の“真実”の時系列をお話しします。
第1期:JICA〜大学院時代(“種銭”ゼロ期)
協力隊時代に得た「約200万円の貯金」は、奨学金返済(150万)や、その後の「JICA関西」での生活、「中南米への旅」という“自己投資”で、ほぼ使い果たしました。
「旅は最高の投資だ」と信じていましたが、口座残高は100万円を切り、この時期は「苦闘」の時代でした。
第2期:大使館時代(“種銭”確立期)
私の資産状況が劇的に変わったのが、大使館で勤務した「幸運期」です。
人生で最も良い給与をいただき、現地での生活費も安かったため、ここで一気に貯蓄を900万円近くまで増やすことができました。
(※この「“種銭”」のリアルと、大使館の“地獄”だった仕事内容については、こちらの記事で詳しく解説します)
そして、少額から「意地で」続けていたNISA積立と合わせ、私の総資産は、この時期に「1000万円」を超えました。
第3期:現在・NPO時代(“仕組み”で“育てる”期)
「1000万円」という“種銭”と“心の余裕”を手に入れた私は、「国際機関を目指すキャリア」よりも、「自分の“ふるさと”を作る」という“やりがい”を選び、熊本からNPOにリモート勤務する道を選びました。
現在の収入は、手取り「約16.6万円」(※はぐくみ年金天引き後)です。
「好きな生き方を選んだけれど、このままで将来のお金は大丈夫なんだろうか…」
「1000万円あっても消えない“不安”」(モロッコ時代のMLMの苦い経験も、この“不安”が原因でした)を解消するため、私は「“種銭”を守り、“育てる”仕組み」を徹底的に学び、構築しました。
その結果、大使館時代に作った“種銭”は、私の「NISA(S&P500)」という“仕組み”によって“育て”られ、
NPO勤務中の2025年夏、ついに「総資産1100万円」を達成したのです。
このブログで発信するのは、「“種銭”を“仕組み”で守り育て、月収16.6万でも“お金の不安ゼロ”で豊かに暮らす」という、私の「リアルな全記録」です。
その「全記録」の全てをまとめた「核」となる記事が、こちらです。

ブログを始めた理由|「情報」と「現実」をセットで届けたい
このブログを始めたのは、かつての私と同じように、人生に迷ったり、進路が分からなかったりする人に「こんな選択肢もあるよ」と伝えたかったからです。
国際協力の世界には、キラキラした理想だけではなく、厳しい現実もあります。
- 数年単位での海外駐在
- 国内勤務の場合、給料が高くないことも
- キャリアパスが見えづらい
- 家族や結婚との両立の悩み
それでも、この道を選んでよかった。そう思えるのは、お金には代えがたい人との出会いや、自分の価値観が深く揺さぶられる経験があったからです。
このブログでは、そうした「理想」と「現実」の両方を、正直にお伝えしていきます。
これまでの経歴まとめ|一歩ずつの積み重ねが道になる
私のこれまでの、決してスマートではない経歴です。
- 大学: 英語専攻
- キャリアの始まり: 就職活動に失敗
- 20代前半: JICA海外協力隊(カメルーン共和国・環境教育)
- 20代半ば: ベンチャー企業(アフリカ駐在)、JICA期限付職員
- 20代後半: 海外大学院進学(日本財団奨学金)
- 30歳前後: 在モロッコ日本国大使館(専門調査員)、国際NGO(海外駐在)
- 現在: 地方からNPOにリモート勤務 兼 ブロガー
「これでいいのかな」「間違っていないかな」と不安だらけでしたが、その一歩一歩が、今の私に繋がっています。
これから国際協力を目指す方へ|道は一つじゃない
もしあなたが国際協力の仕事に興味を持っているなら、完璧な準備ができていなくても大丈夫。まずは、小さな一歩を踏み出してみてください。
- JICAや国際NGOの公式サイトで、どんなプログラムがあるか調べてみる
- SNSで「#国際協力」と検索して、現場のリアルな声に触れてみる
- 週末にできるボランティアや、短期のインターンに参加してみる
「自分には無理」と決めつけないでください。 行動すれば、必ず新しい情報や人との出会いが、あなたの未来を少しずつ変えてくれます。
さいごに:キャリアとお金の、両方の不安に寄り添います
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
このブログでは、私の全ての経験を元に、
- 国際協力のキャリア
- 地方でのリモートワーク
- お金の不安をなくす資産形成
この3つの柱で、あなたの役に立つ情報を発信していきます。
まず、どの記事から読んだら良いか迷ったら、あなたの悩みに合わせて、以下の3つの「まとめ記事」から読み進めてみてください。
①「お金の不安」をゼロにしたいあなたへ 🔗
【全公開】総資産1100万の“カラクリ”。大使館時代の「種銭」をNISAで育て、月収16.6万の今「お金の不安ゼロ」で暮らす全自動・資産形成術
②「国際協力のリアル」が知りたいあなたへ
🔗 「国際協力の仕事は、やめとけ」は本当?元協力隊が語る、天国と地獄
③「地方移住・リモートワーク」に悩むあなたへ
🔗 【額面年収252万】地方NPOにリモート移住|都会を離れても、豊かに生きる私のリアルな働き方
遠回りしたって大丈夫。
一緒に、あなただけの「ゆるくて、つよい」働き方を見つけていきましょう。
