就活しなかった私が国際協力で働くまで

はじめまして。おぽきょです。

この記事では私の過去から現在までの道のりと、このブログを始めたきっかけを書いています。

まずは簡単に自己紹介させていただきます。

 

おぽきょのプロフィール

  • 31歳
  • 経歴:大学卒業→就活断念→JICA海外協力隊でアフリカに→ベンチャー企業→海外の大学院(奨学金)→大使館→日本の国際協力NPO
  • すきなこと:絵を描く、文章を書く、本を読む、歌う

就活せず、将来も見えなかった大学時代

大学では英語を勉強していましたが、4年生になっても、私は何をしたいのか全くわかりませんでした。
周りの友人たちはリクルートスーツを着て、説明会に通い、内定を取っていく。

でも私は、なんとなくその流れに乗ることができませんでした。
就職活動そのものが「怖い」とすら感じていたし、どこかで「日本社会の一員になる」ことに違和感を抱えていたんです。

特に留学もせず、英語力も成績も微妙な私には、強みもないし、自信もない。
そんな自分が社会に出て働く未来を、どうしてもリアルに想像できませんでした。

「逃げるように」飛び込んだ協力隊という選択

そんなとき出会ったのが、JICA海外協力隊の存在でした。

「海外に行って、人の役に立てるかもしれない」
「スーツを着て、毎日電車に乗らなくてもいい」

正直、きっかけはかなり弱いものでした。
「ここじゃないどこかへ行きたい」―― そんな、逃げ腰にも聞こえるような気持ちが当時は一番大きかったと思います。

でも、この選択が私の人生を大きく変えることになりました。

はじめて「本気になる」を体験した海外

協力隊として派遣されたアフリカのカメルーンでは、日本とはまるで違う毎日が待っていました。

うまくいかないことばかり、言葉も通じない、人間関係もうまく築けない。
でもそんな中で私は「自分の言葉で、人に伝える」「誰かと一緒に何かを作る」ことの楽しさと責任を初めて知りました。

「これが“本気”ってことなんだ」と思ったのを、今でも覚えています。

高学歴じゃない私でも国際協力に関われた理由

国際協力というと、語学堪能で、海外大学院を出ていて、立派な経歴がないとできないイメージがあるかもしれません。

でも私は、情報を集めて、試せることは全部試すことでチャンスをつかんできました。
語学の勉強、ボランティア経験、奨学金情報、研修プログラム……

「自分には無理」と思う前に、動いてみること。
これが一番の近道だったと今は思います。

いま、地方からリモートでNPO勤務中

現在は、完全リモートでNPOに勤務しています。
海外とのつながりを保ちながら、日本での発信や広報、助成金関連の業務を行っています。

地方に暮らしながら、地球のどこかとつながって働く。
学生の頃には想像できなかったライフスタイルですが、今はとても心地よく感じています。

このブログを始めた理由

このブログでは、かつての私のように「やりたいことが分からない」「どう生きればいいか分からない」と感じている人に向けて、私のリアルなキャリアの選択や、国際協力の現場のことを発信していきます。

夢や理想ばかりではなく、現実のしんどさも、工夫したことも、全部まるごと等身大に。
情報とリアルをセットで届けて、「選択肢はこんなにも自由でいいんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

最後に:あなたに伝えたいこと

私は「就活できなかった人間」でした。
でも今、遠回りしたからこそ見えた景色がたくさんあります。

生き方は、一つじゃない。
あなたの一歩が、どこかにつながっているかもしれません。

このブログが、あなたの「ちょっと踏み出す勇気」になれたら嬉しいです。