こんにちは。地方NPOでリモートワークをしている、“ズボラ”な、おぽきょです。
「資産形成」や「貯金」と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?
「食費を1円単位で切り詰める…」
「趣味や交際をすべて我慢する…」
「毎日、家計簿と睨めっこ…」
もし、そんな「苦しくて、我慢だらけ」の節約を想像しているなら、ご安心ください。
私は、そうした「心をすり減らす」節約は、一切やっていません。
この記事では、「ズボラ」な私でも「無理なく」続けられ、そして「月収16.6万円」の家計を確実に支えてくれている、“地味だけど最強”な5つの節約術をお話しします。
大切なのは「我慢」ではなく、「仕組み」と「マインドセット」です。
私が「絶対にやらない」節約
まず、私が「絶対にやらない」と決めている、危険な節約術が2つあります。
1. 過度な「食費」の切り詰め
食は、体と心を作る「資本」です。ここの質を落とすと、健康を害したり、心が荒んだりして、結果的に医療費やストレス発散の浪費に繋がりかねません。
2. 「趣味」や「人との繋がり」を断つこと
「お金が貯まるまで、誰とも会わない」というのも、人生の豊かさを見失う危険な節約です。(私が「少し苦い経験」で学んだように、人との繋がりは、お金より大切です)
私の哲学は、「苦しい我慢はせず、“仕組み”で自動化し、“マインド”で心地よく暮らす」こと。 その具体的な方法が、次の5つです。
【ズボラ流】地味だけど最強の節約術5選
その1:【最強の固定費削減】格安SIMに変える(最優先)
もし、あなたが今「ドコモ・au・ソフトバンク」の大手キャリアを使っているなら、今すぐ「格安SIM」に変えてください。
「節約」というと、日々の小さな努力を想像しがちですが、最も効果が絶大なのは、この「固定費」の見直しです。
私は「楽天モバイル」を使っていますが、月々のスマホ代は1,000円〜2,000円程度です。大手キャリアを使っていた時は、iPhone本体のローンなんかも合わせると月1万円を超えていたので、これだけで年間7万円以上の節約になっています。
(ちなみに、海外にいるときはiPhoneのスペックに特にこだわりがなかったので、ジャンクバイヤーなどでiPhoneSEなどの古い機種を買って使っていました!)
【本音】電波は?速度は?→「不便なし」が結論
「でも、格安SIMって、電波が繋がりにくかったり、速度が遅かったりするんでしょ?」
はい、そのデメリットは、正直に言って「否めない」部分もあります。
私も昔、MINEOやUQmobileを使っていた時期があり、それに比べれば楽天モバイルは回線の見直しを頑張っている印象が強いです。
しかし、今でも「トンネル」や「地下」に入った時、大手キャリア(ドコモなど)を使っているパートナーのスマホと比べると、一瞬「圏外」になるのが早いな、と感じることはあります。
ですが、ハッキリ言って、私の生活では「そこまで不便を感じた」ことはありません。
なぜなら、私の生活圏(熊本)では電波は安定していますし、自宅やカフェではWi-Fiに繋ぐからです。
「たまに地下で繋がらない不便」よりも、「毎月7,000円以上が“自動で”節約され続ける」というメリットの方が、私の人生にとっては、圧倒的に重要でした。
「仕組み」を変える勇気
SIM変更の「手続きが面倒…」と思うかもしれません。
しかし、この「たった1回の面倒」と「たまの小さな不便」を受け入れるだけで、あとは“何もしなくても”、“自動的に”、“ズボラなままで”、毎月数千円が浮き続けます。
これは「我慢」ではなく、「仕組み」の最適化です。私の「全自動・資産形成術」の第一歩とも言えます。
NISAと相性が良い「楽天モバイル」は、特におすすめです。
その2:ペットボトル飲料は、絶対に買わない
これも「地味」ですが、強力な習慣です。
私は、コンビニや自販機で「お茶」や「水」を買いません。
家では、水道水を「ブリタ(Brita)の浄水ポット」でフィルターして、美味しいお水を飲んでいます。
外出時は、必ず「水筒」を持参します。
「1本150円」も、1ヶ月続ければ4,500円。年間54,000円です。
ブリタのカートリッジ代(年間数千円)を差し引いても、圧倒的な節約になります。なにより、エコで、心も豊かになります。
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その3:歩ける距離は、極力歩く
「タクシーに乗らない」「バスを1区間手前で降りる」など、極力歩くようにしています。
これは、 「交通費の節約」と「健康への投資(運動)」という、“一石二鳥”の最強のマインドセットです。
カメルーンに暮らしているときは、初めての一人暮らしということもあって、不慣れな自炊、異文化の慣れない料理、日々のストレスなどで平均体重よりも10キロほど太った時期がありました。
見た目に自信が持てなかったのはもちろんのこと、身体が重く、メンタルも沈みがちだったので、できるだけ健康には気を遣って、しっかり食べてしっかり運動することを心がけています。
と言っても厳しい食事制限や筋トレをしているわけではなく、朝はヨガ(太陽礼拝など)とカメラを持っての散歩、夜はストレッチと陰ヨガ、気が向いた日にジムで走るなどくらいです。体重は毎日測らず、なんとなく鏡で自分を見て、「よし!」と思える程度をキープしています。
(私が愛用する中古のPentaxカメラを持って散歩すれば、趣味にもなりますよ! ※カメラについてはソニー銀行の記事でも少し触れています)
その4:【地方暮らしの特権】無人販売所を活用する
これは、私のブログのテーマである「地方暮らし(熊本)」ならではの特権です。
スーパーで買う野菜ももちろん安いですが、地域の農家さんが運営する「無人販売所」は、新鮮な旬の野菜が、驚くような価格(例:ミニトマトが20個くらい入って100円、きゅうり3本で100円など)で手に入ります。
「食費を切り詰める」のではなく、「安くて、美味しくて、新鮮な食材を手に入れる“環境”を選ぶ」という、ポジティブな節約術です。
その5:出かけるときはエコバッグを常備しておく
最後の習慣は、「エコバッグを持つ」ことです。
「レジ袋代(3円)」を節約するため、ではありません。
「袋、いりません」と断る、その小さな「意識」を持つことが、日常のあらゆる場面での「無駄遣い」を防ぐ“心のブレーキ”になってくれるからです。
まとめ:「我慢」ではなく「仕組み」と「哲学」で、お金は貯まる
私が実践する節約術は、地味で、些細なことばかりです。
しかし、
- 【仕組み】格安SIMで「固定費」を“自動で”削減し、
- 【哲学】ブリタや無人販売所、散歩という「自分の価値観(エコ・健康・地域)」に合った“心地よい”選択をする。
この2つを組み合わせるだけで、お金は「我慢」しなくても、自然と貯まっていきます。
まずは「たった1回の手続き」で終わる、「格安SIMへの乗り換え」から、あなたの「仕組み」を変えてみませんか?
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